「今こそ営業力を!! 〜真の営業力を身に付けたものだけが一人勝ちする時代〜」

2012年6月28日 09:03

第14回は、「今こそ営業力を!! 〜真の営業力を身に付けたものだけが一人勝ちする時代〜」というテーマで、あらためて「営業」について深く掘り下げます。
また、注目の企業では、サッカークラブチーム『藤枝MYFC(マイエフシー)』の革新的なクラブ運営の方法に言及します。
今月の一冊では、本田宗一郎氏の右腕・藤沢武夫氏の『経営に終わりはない』を解説しています。

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石原明からのメッセージ

今回はあらためて「営業」についてお話してみたいと思います(*^_^*) 思えば私のポッドキャストは、無料版『石原明の経営のヒント+(プラス)』の第2回「ものはなぜ売れるのですか?」から本格スタートを切ったのですが、その内容をより深く掘り下げるようなカタチでお届けします。
私はいつも「社会全体が右に行くなら、絶対に左に行くべき!」と教えているのですが、ネット社会が進化した今こそ、リアルでの「営業力」を身に付けておくべきだと強く感じます。世の中には大きく分けてモノを「作る人」と「売る人」がいるわけですが、今の時代は「売る人」の方が断然多く、こういう時代には「作る人」の方が成功しやすいと言えます。多くの人が「売り」に走る時には、特殊な製品やオリジナルコンテンツを作れる少数派が突き抜けやすいわけですね(*^^)v
そうは言っても、いつの時代にも「Face to Faceでモノを売れる人」は必ず必要とされます。だからこそ、今この能力を磨いておけば、将来的に活躍のステージが大きく広がることは間違いありません! 情報化社会の進化で、人間のコミュニケーション能力が退化しつつある今こそ、「人」に強くなっておく必要があるでしょう。会社の中で昇進していくにしても、自分で起業するにしても、自分自身をブランド化して生きていくにしても、そのキーとなるのは広い意味での「営業力」だからです。
私の意味するところの「営業力」とは、『人が人に対してなんらかの方法で価値を伝える能力』であり、『相手を動かせる力』のこと。つまりこの力がない限り、会社の事情や他人の事情に振り回されることなく、自分が思い描く通りの人生を歩むことはできないということです。
私は最近、経営者だけがアルバイトでウエーターをするレストランがあったら面白いな、などと本気で考えていたりします。一般的に「ウエーター」とは、シェフが作った料理を運ぶ人だと思われていますが、私の視点は全く違い「ウエーター=料理を売る人」というポジショニングをしています。お客さんと「今日のランチは何を召し上がりました?」とか「最近、体調はどうですか?」などと会話を交わしつつ、そのお客さんに最適なお料理やワインを選んで差し上げる、その上バックヤードの食材の在庫状況まで頭に入れていて、「あとこのメニューが何皿売れれば、今日の食材のロスはゼロだ!」というところまで考えられるウエーターがいたら、その店の経営は上手くに決まってますよね。こんなふうに視点をずらすと、営業力のある人はどんな仕事をしてもあっという間に上に行けることがおわかりいただけると思います。
会社から給料をもらいながらこんな能力を磨ける「営業」という仕事は、本当に価値があると思います。ぜひこの番組を何度も聴いて、「営業」に対する正しいイメージを掴んでください♪


注目の企業 ビジネスモデルトレンド紹介

藤枝MYFC(マイエフシー)

私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』では、毎月会員向けの月刊誌「経営情報レポート」を発行しているのですが、その4月号(Vol.131)でも取り上げた静岡県藤枝市を本拠地とするサッカークラブチーム『藤枝MYFC』をご紹介します。このチームでは、スタメンも戦術もすべてサポーター投票で決めていて、一瞬「これってAKB?」と思ってしまいましたが(笑)、調べてみたらこちらのほうが全然早かったのです。その運営方法は、サポーターのファン心理をもののみごとに捉えているので、自社の代理店やユーザーとの関係性の構築にも十分活かせるモデルになっていますから、ぜひそういう視点を持って聞いてみてください。経営センスのある人が聴くと、ワクワクして眠れなくなるかもしれませんよ(笑)。


今月の一冊

『経営に終わりはない』藤沢武夫 (著) 1986年11月・文春ネスコ

今回は私の蔵書の中から、本田宗一郎氏の右腕・藤沢武夫氏の著著を選んでみました。両氏は太陽と月といった関係で、世間の脚光を浴びた本田氏に比べ、ホンダを影から支え続けた藤沢氏を知る人は、そう多くないでしょう。どんなに優秀な人でも、経営は一人ではできませんから、必ずNo.2、No.3の存在が必要となるのですが、たとえばこの本は「私にとっての藤沢武夫さんになってください」と言って、将来の右腕にプレゼントする、といった使い方もできます(笑)。それはともかく、ホンダという会社がどんな高みを目指していたのかはもとより、本田宗一郎氏のプライベートな横顔までが垣間見られる名著なので、ぜひこの機会に読んでみてください。かなり古い本ですが、現在は文春文庫から文庫版で発売されています(*^^)v

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