2016年10月アーカイブ

日本人が海外で上手くいかない一番の理由は、日本しか知らず、またそのことによって学習もしない(必要性を感じない)ことです。その国で仕事をしようと思った時に、国民性や歴史、背景を知っておくことが重要ですが、日本は島国で、周りが全部日本人なこともあり、自分たちの見方を外しにくいんです。この"視点の固定"の問題は、ビジネスや経営でも、同じ構造で失敗の原因になります。


ある個人が生み出せるビジネス的な成果は、その人が持っている能力と、その人がどのマーケットに身を置いているかで決まります。質問者の方はかなり高い能力をお持ちだと感じますので、「その業界で勝った時のビジネスのサイズが、自分を満足させるものなのか?」と、一度立ち止まって考えてみてください。MBAに行くのも良いと思いますが、その際にはぜひ"ご自身の今のビジネスを横に置いて"学んでみてください。


インターネットでビジネスをするカギになるのは、「匿名性」のメリット、デメリットを理解することです。私がもし比較サイトを作るとしたら、匿名と実名の投稿をバランスさせた形で情報が集まるようなものを考えますね。さらにユーザーの収入別だとか、泊まったことのあるホテル、行ったことのある国ナド、個人の属性や嗜好性をクリアにして、それぞれの層に向けた口コミサイトをやると面白いと思います。


実は最近、「日本のすべての産業で、サービスレベルが急降下している」と感じています。業界も消費者(今回は親)も、全体のレベルが下がって行く中、競争が「どこまでサービスを落としても成り立つか」という方向に向かってしまっているんです。質問者の方は、できればもう数件の塾を見て、ビジネスの成り立ち方を観察し、そこで得た知見をベースに、ご自身の方向性を考えてみてください。


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